美容関係の資格ってどんなものがあるの？エステティシャンを目指すのに取得すべきものは何？

将来の進路を決める際に、
自分はエステティシャンになりたい、
もしくは違う仕事をしていたが
エステティシャンに転職したい
という場合、まず思い浮かぶのが
資格取得では無いですか？

ただ、ちょっと私もびっくりした
のですが、エステティシャンに
なるには、実は資格は必須では
ないんだそうです。

エステティシャンの方々は
医療従事者ではなく、国家資格や
公的な資格は持っておられません。

つまりエステティシャンになるために
必須の国家資格や公的資格は
ないということです。

そのため、未経験者や美容に関する
資格がない人でも、
エステティシャンになることは
可能です。

ただし、ほとんどのエステ
ティシャンの方々は民間の認定資格を
取得して働いておられます。

やはり、民間の資格であっても学んだ
証拠になりますので、資格を
持っている人はお仕事採用の際に
有利になることがあります。

そこで、今回は、エステティシャンに
なるための代表的な資格の
一部をお伝えします。

この記事に書かれているコト

有名どころのエステティシャン資格は２つある！

エステティシャンの資格で有名なのは
下記の２つになります。

認定エステティシャン

この資格は、一般社団法人日本エステティック
協会が発行する資格です。

フェイシャルやボディケアの理論や
技術を理解し、実践する能力を
持っているエステティシャンに
与えられる資格です。

資格認定試験は、筆記試験と技術試験で
構成されており、その両方に
合格する必要があります。

資格を取得するには、同協会
認定校でエステに関する授業を
300時間受講するか、
3年以上の実務経験が必要です。

AEA認定エステティシャン（一般社団法人日本エステティック業協会）

この資格は、一般社団法人日本
エステティック業協会が発行する
資格です。

エステに関する基礎知識や技術を
持ち、注意事項を守って安全な
サービスを提供できる
エステティシャンに与えられる資格です。

資格認定試験は、筆記試験と技術試験で
構成されており、両方に
合格する必要があります。

受験希望者は、AEA認定校でエステに
関する授業を300時間相当受講するか、
サロンに1年以上勤務して
実務経験を積む必要があります。

エステティシャンの資格を取らないでエステティシャンになる方法は？

一般的に、エステティシャンの資格を
取得するにはまずエステティックの
技術を教えてくれる専門学校に
通います。

エステティシャンには養成スクールがあり、
必要な知識や技術を学ぶことができます。

スクールでは、エステの理論を学ぶ座学の
ほか、フェイシャル・ボディケア・脱毛
などの技術を身に付けるための
講義が行われます。

ほとんどのスクールでは、カリキュラムが
修了して試験に合格すると、認定資格を
取得できます。

スクールに通えないという場合でも
例えば大学に通いながら
学べる通信制もあります。

とはいえ、専門学校に通うのにはかなりの
投資が必要です。

授業料も決して安くはありません。

そこで、専門学校や養成学校に通わずに
エステティシャンになりたいという
場合は、まずはエステサロンに就職し
そこで技術を身に着けるのも一つの
方法だと言えるでしょう。

例えば未経験者も働けるエステサロンを
求人サイトなどで探して応募し、
アルバイトとして働きながら知識と
技術を身に付け、スキルアップや
キャリアアップを目指すという
方法もあります。

バイトの仕事内容は、受付や美容アイテムの
販売、電話対応、PC入力、清掃などの
雑用がメインですが、将来的にエステ
ティシャンになりたいという方を受け入れて
いるサロンでは、営業時間外に
技術向上のための研修を行っており、
このような形でエステティシャンを
目指している人には
うってつけの環境といえます。

興味がある方はいちど、お目当ての
エステティックサロンに聞いてみると
良いですね。